変形性膝関節症は、治療+トレーニングで治りが加速する!

先頃、厚労省より日本の人口についての発表がありました。
報道によると、15~64歳の生産年齢人口の減少、すなわち高齢者の人口比率が増えています。
この流れは止められない、
今後もずっと続くものと考えられています。
ということは、
これからは益々高齢の患者さまの比率は増えていくということです。
高齢者の方は、やはり運動器の痛みを訴える方が多くなってきます。
特に膝関節症が多いのではないでしょうか?
変形の強い方は手術という選択肢も考えなければなりませんが、
やはり、基本的には保存的にということになってきます。
変形性膝関節症の治療において、整形外科などではレッグエクステンション、
つまり大腿四頭筋の強化は当然のことなのですが、
これが接骨院、整体などの施術所では当然でないことが多いのです。
なぜなのでしょう?
整形外科では当たり前のことが、
接骨院や整体などでは当たり前ではないことが多いのです。
接骨院や整体の先生は手技で治してあげようという意識がものすごく強いからです。
手技の治療論は、昔から多様な方法がありました。
手技とは、固定、マッサージ、ストレッチなどが多いのですが、
あらたな手技がたくさん出てきています。
手技だけで再発までも含めて治せるのであれば、素晴らしいことですが、
実際には、なかなかそこまでの効果を発揮し続ける治療というのは存在しません。
だからこそ、運動療法、筋力トレーニングが重要となってくるのです。
また、筋力トレーニングは通院の継続率をアップさせるツールともなるのです。