

柔整業界について
ここ数年、柔整業界には元気がありません。
ピンチの時こそチャンス!考えて、前向きな経営努力が必要です。
ここ数年、柔整業界はこれまでにない大きな変化が起きています。施術所の増加、療養費の厳格化、柔整師による犯罪でのイメージダウンなどによって、通院患者数の激減という死活問題に晒されています。
もう、このピンチはどうしようもない、と考えるのか?
このピンチをチャンスに変えてみよう!と考えるのか?
現在の状態をどう捉えるか?で今後の対応が決まります!
ピンチをチャンスへ!
これまでの視点を変えてニーズに対応する。
柔整師にとって試練の時代へ!
ここ数年、柔整師にとって試練とも呼べる時代に突入しています。
同業はもちろんのこと、異種同業とも言える整形外科・マッサージ・整体などの開業が相次ぎ、以前までのような「供給が需要を生む」というような時代ではなくなりました。
患者を集めることが難しくなり、集患に対し一定のコストをかけなければならない時代へとシフトしています。また、療養費も厳しく、先行きが不透明という現実も加わり、施術所経営が相当に苦しいという声も多く聞こえてきます。
このような現実から、保険を捨て、自費治療を選択する先生も増えてきました。施術所が患者を選択することで、患者の満足度を高めて効率的な経営を目指そうというものです。
そして、この先保険を捨て、自費治療を選択をする施術所が増えることは容易に想像できます。

では、なにが最善の選択なのでしょう?

競合院が増えたから、療養費の先行きが不透明だから、ということで自費治療を選択することは、現在の状況を考慮すると賢明な選択です。
ただし、長年経営されてきた施術所が患者を選択するということは、切り捨てなければならない患者が多く発生するということです。地域との歴史が長く、密着度が強い施術所にとっては、かなり思い切った選択になります。
また、自費治療を導入することで間違いなく外傷患者数は激減します。子供の患者が多い施術所にとっては、この選択が逆に致命傷になるかもしれません。
保険も自費も関係のない、新たな需要を掘り起こすこと。
当社は自費治療を否定しているのではありません。
自費治療そのものは効率的な経営です。
療養費という先行きの不透明な制度に依存するという苦労もなくなります。
この業界は、保険なのか?自費なのかを論点にすることが多いようですが、
そこだけをゴールとするのではなく、新たな需要を発掘することもまた必要なことなのです。保険か自費かを選択するだけが重要ではないのです。
「他では簡単に真似の出来ない、
効果のあるオリジナルのメニューを提供すること!」
答えはここに行き着くしかないのです!

施術所にしっかりとしたトレーニング機能が加わると、
施術所の雰囲気・患者層は変化します。
患者さまだけではなく、収益を多岐に求めることで経営も安定します。
当社は、施設・病院・接骨院などにオリジナルのトレーニング機器を卸してきました。
その中で、筋力トレーニングに対して最も関心が薄い業界が、実は柔整なのです。
手技治療で「治す」ということに関心が集中しているのでしょうが、
障害のある関節や筋肉を、どう動かすことで最も効率よく鍛えられるのか?
運動器の痛みに対して筋力トレーニングが大きな効果を発揮する、
という事実について関心のない先生があまりに多いことに驚かされます。
その事実として、施術所で変形性膝関節症の治療を提供しているのにも関わらず、
(膝関節OA が業務範囲なのかどうかは別問題として)
四頭筋訓練マシンが設置されているのは、ほんの一握りの施術所でしかないのです。
このたびのアイハック(aihac)の新プロジェクトである「アイメソッド」で提供するのは、
筋トレと栄養学を組み合わせたダイエットです。
現在、大手なども含めてパーソナルトレーニングが流行っていますが、
筋トレが運動器の治療にも大きく役立つということを考慮すると、
解剖学・運動学・生理学を履修し、
その分野に精通した国家資格者が担当するべきと考えています。
そして、その分野に精通した国家資格者こそ柔道整復師であるべきと考えています。
アイメソッドは、単なるダイエットだけを提供するのではなく、
運動器の慢性的な痛み、スポーツ障害による痛みに対し、
適切で効果のあるトレーニングも併せて提供することが、
他のパーソナルトレーニングとは大きく違う点です。
それは運動器の痛みと向き合ってきた柔道整復師でしか出来ないことなのです。
ただし、トレーニングを教える以上、
トレーナーは相応のトレーニングを経験していなければなりません。
また、ダイエットを目的とする人に対して生活指導も含めてコーチングするわけですから、
教える側は見た目にもそれなりに説得力があるカラダつきでなくてはなりません。
また、ダイエットを指導するうえで欠かせないのが栄養学です。
これも一からの履修になりますから、相応の時間が必要です。
それを人に教えるとなると更なる時間が必要となってきます。
(アイメソッドはこのあたりを本当に必要な部分のみ抽出して教えています)
ここが1~2か月で覚えられるような治療法を導入するのとは、大きな違いなのです。
詳しくは、アイメソッドのページをご覧ください。
パーソナルトレーニングを提供するという選択
パーソナルトレーニングを提供するという選択
柔道整復師は運動器を扱うからこそ、筋力トレーニングについて前向きになりましょう。トレーニングで得られる効果について広く知っていただくべきです。


